大分地震における復旧支援
令和4年1月22日午前1時8分頃、日向灘を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、大分県、宮崎県では最大震度5強を観測しました。
建物の大きな倒壊などはありませんでしたが、水道管の破裂や地割れ、高所では揺れがひどかったため、家財が倒れたりなどの被害も出ているようです。
復旧⽀援や救援などに尽⼒されている⽅々に深く敬意を表しますとともに、皆様の安全と⼀刻も早い復旧をお祈りいたします。
地震後にSNSなどでも電気温水器やエコキュートの転倒の様子がアップされており、すぐに現地に出向かせていただき、私達のお客様でも同様の事象が起こってないかの確認作業を行いました。
幸いな事に高所(特に7階以上の建物)での多くの転倒が相次いでいる中、弊社が施工した電気温水器やエコキュートに関しての転倒や破損は「0」。
これまでの災害支援やスタッフの実体験に基づく意見、またマンションでの施工を専門的に行っているため、独自の耐震補強を行ってきた結果、転倒被害はゼロでした。
しかしながらその後、他社で取り付け工事を行われた方々からも復旧についての連絡を数多くいただき、現地に出向いてみると、パイプ関連の破損だけにとどまらず、揺れの際に壁を壊してしまったり、中には完全に転倒してしまい全損しているケースも多く見受けられました。
また、今回は高所での転倒、破損が多かったため、下層階への水漏れも起こってしまっています。
ガス給湯器や電気温水器などはあくまでも個人の所有であり、マンションの共有設備ではないため、今回のように電気温水器が水漏れを起こしたときは「個人のトラブル」ではおさまらないほど大きな被害に繋がることは珍しくありません。
たったひとつの電気温水器の水漏れが、階下や近隣の部屋、建物全体に影響を及ぼし、多額の修繕費がかかってしまうケースも発生してしまいます。
お客様の中には2年前に他社で取り付けたという方もおられ、以前当社の見積を受けた際に、
「価格が安いということで他の業者を選んでしまい、今更ながらファーストコールに頼んでおけば・・・」とわざわざご連絡をいただく方もいらっしゃるくらいでした。
当社では耐震補強に力を入れるのと同じように、ひとつひとつの部材選びにもこだわっています。
小さな部品であれば数百円程度の価格差ですが、どんなに小さなものでも妥協せず質のいいものを選ぶことで、数年後の状態や災害時に大きな違いが出てきます。
(特に今回の震災ではその差を目の当たりにしています)
更に現在は半導体不足で電気温水器やエコキュートの在庫を持っている企業も少なく、取り付けまでにいつも以上に時間を要してしまっているケースも少なくありません。
震災と在庫不足により二重苦になっている状況です。
弊社では自社在庫を常に完備しており、予約優先にはなりますが即日対応も行っております。
ライフラインを復旧させるとともに、お客様に未来の安心をお届けするため、今後の耐震補強や部材選びもしっかりと対応させていただきます。
ご用命の際はぜひ当社までご連絡ください。