頼んでないのにエコキュートの無料点検が来たけど大丈夫かな?
断るのが苦手だから家に来たらどうしよう…
悪い業者に騙されない方法を知りたい!
このようなお悩みはありませんか?
突然訪れ、無料という甘い言葉で点検を勧めてくるのは、高額な商品やサービスを売りつけてくる『点検商法』かもしれません!
そこで今回は、無料点検を装う悪質業者に騙されない方法を解説します。主な内容は、以下の通りです。
- 悪徳業者の見分け方
- 無料点検の断り方
- 騙されないためのポイント
この記事を読むと、エコキュートの無料点検を装う業者の訪問を断るノウハウが身につきます!
エコキュートの無料点検を装う詐欺の手口とは
「給湯器の点検商法」について、全国の消費生活センターなどへの相談が急増していることをご存知でしょうか。2023年度の相談件数は、2022年度と比較して約3倍にもおよびます。
図.PIO-NET(注)にみる給湯器の点検商法に関する年度別相談件数の推移
※2022年度同期件数(2022年12月31日までの登録分)は346件
年度別相談件数:2022年度は561件、2023年度は12月31日までで1,099件。
(注)消費生活センター等からの経由相談は含まれていない。2023年12月31日までの登録分。
出典:独立行政法人国民生活センター 公式ホームページ
もちろん、突然訪問してきてエコキュートの無料点検をすすめてくる業者すべてが、悪というわけではありません。しかし怪しい業者には、いくつかの傾向が見られるのでご紹介します。
エコキュートメーカーや電力会社を名乗る
悪徳業者が「電力会社」や「エコキュートメーカー」を偽って訪問することは、相手を信頼させるための、よくある手口です。
そのため、名刺や身分証明書の提示を求めても、はぐらかそうとする傾向があります。このような不審な業者は、その場でお断りしましょう。
必要のない修理・交換をせまる
悪徳な業者は、お金をだまし取るために必要のない修理や交換を強くすすめて、法外な価格を請求することがあります。
さらに悪質な場合には、無料点検をするふりをしてエコキュート本体や配管をわざと壊し、修理せざるを得ないように仕向けることもあるので要注意です。
浄水器・フィルターの契約をせまる
エコキュートの無料点検を名目に訪問し、その後で浄水器やフィルターの契約をすすめてくるケースがあります。
水質が悪いと嘘をついて、「エコキュートが壊れる」、「配管が腐食する」などと不安を煽るので非常に悪質です。
浄水器の販売が目的のため、エコキュートに関する質問には答えられないこともよくあります。
訪問の約束もなく突然無料点検に来る
突然、「無料点検」を口実に訪問してくる業者には警戒しましょう。そもそも信頼できる業者であれば、訪問相手に配慮して、事前にアポイントメントを取ることが一般的です。
また特定商取引法に基づき、営業目的で訪問する場合は、その趣旨を最初にはっきりと伝えることが義務付けられています。そのため、無料点検を装いつつ修理が必要と見せかける手法は悪質といえるでしょう。
見積りの詳細が不十分
エコキュートの点検の結果、修理が必要と判明して、業者が請求書を提示してきたとします。
その際に、材料費や運搬費などが明確に記載されず、「一式」とだけ記載されている場合は注意が必要です。このような不明瞭な見積もりでは、追加料金が発生する可能性があります。
不十分な見積りを出す業者は工事の品質にも問題がある可能性が高いので、エコキュートの設置や修理の際は、信頼できる別の業者に依頼しましょう。
その場でエコキュートの修理・交換の契約をせまる
無料点検商法の典型的な手法は、突然訪問してじっくり考える時間を与えず、エコキュートの修理や交換の契約を急かすものです。
「今この場で契約してくれたら特別に割引します」などと架空のキャンペーンを持ち出して、家族への相談を邪魔してきます。
このような、顧客の立場を尊重しない業者に依頼するのはやめましょう。
エコキュートの契約をするまで強引に居座る
はっきりと断ったにも関わらず、しつこくエコキュートの修理や交換の契約をすすめてくる業者は、特定商取引法違反にあたる可能性があります( 第7条・第8条)。
参考:公益社団法人日本訪問販売協会公式ホームページ
契約をするまで居座ろうとする場合は、法律違反であることをはっきりと伝えるのも一つの方法です。なにより、家の中に上げないことが一番の対策でしょう。
エコキュートのアポなし無料点検の断り方
訪問されてもインターホン越しにきっぱり断る
急に訪問してきた業者とは、玄関を開けて直接話す必要はありません。インターホン越しに、「お断りいたします」と、きっぱり言って帰ってもらいましょう。
このとき、断る理由を言ってしまうと、それを口実に営業トークに巻き込まれかねません。ただ、断るだけにとどめることをおすすめします。
断りにくい状況にしないために、ぜひ以下のポイントを守ってください。
説明を聞かない
対面しない
家の中に入れない
エコキュートを見せない
これにより、危険な訪問商法をシャットアウトできます。
エコキュートの修理・交換をその場で契約しない
エコキュートの無料点検を受けてみて、対応や提案が良いと感じたとしても、その場で修理や交換の契約を結ぶことはおすすめできません。
落ち着いて、本当に必要な契約かどうか、また価格が適正かどうかを確認しましょう。他の業者に再度点検を依頼し、相見積もりを取ることをおすすめします。
クーリング・オフ制度や消費生活センターを利用する
訪問業者の中には、訪問相手に「怖い」と感じさせるような業者もいます。万が一、不本意ながら契約してしまった場合でも、クーリング・オフ制度や消費生活センターなどが利用できます。
クーリング・オフ制度:不意打ち的な勧誘などで契約してしまった場合、一定期間内であれば消費者が一方的に無条件で契約解除できる制度。
消費生活センター:消費者が抱えるさまざまな消費者トラブルを解決するための相談窓口。
エコキュート無料点検の訪問販売に騙されない3つの備え
エコキュートのメンテナンスについて知っておく
訪問詐欺の業者は、「今すぐにメンテナンスをしないとお湯が出なくなる」と大げさに不安を煽ったり、「水抜きの方法を教えます」と付け入ってこようとします。しかし突然訪問してきた業者にその場でメンテナンスを頼む必要はありません。
水抜きなどの作業は、実は自分でも簡単にできるもの。エコキュートを長く使用するためにも、メンテナンスについて正しい知識を持っておくことは大切です。
エコキュートを法外な値段で売りつけられないよう下調べをしておく
適正な価格でエコキュートを購入するためには、寿命が来る前に余裕を持って次の機種を検討し、相場を把握しておく必要があります。
複数の業者から見積もりを取るなど準備をしておくことで、怪しい業者が法外な値段でエコキュートの交換を持ちかけてきても、すぐにおかしいと気がつくでしょう。
信頼できるエコキュートの専門業者を探しておく
メンテナンスや点検は、エコキュートの寿命を伸ばすためにも重要な作業です。自分でできる簡単なメンテナンスだけでなく、専門業者による点検も欠かせません。プロの目で部品の劣化や故障のサインを見つけてくれます。
約束なく無料点検で訪れる業者は危険な場合があるので、自分が必要と感じたタイミングで相談・依頼できる、信頼のおける専門業者を見つけておきましょう。
私たちファーストコールは、エコキュートの設置から修理・メンテナンスまで、数多くの実績があります。
当社の無料点検では、不必要な交換や修理の提案は決して行いません。異常がある場合のみ交換や修理のご案内をさせていただきますのでご安心ください。
エコキュートに関するご相談は、ファーストコールまでお気軽にどうぞ!
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