給湯器の保証期間は何年?延長の保証期間はいつまでつける?給湯器を長く使う秘訣を解説!

エコキュートの保証期間は何年だろう?

エコキュートに延長保証は必要なのか知りたい!

保証期間は10年つけておけば安心かな…

せっかく節電のためにエコキュートを導入するなら、少しでも長く使いたいですよね。エコキュートは高価な設備であるため、延長保証をつけるかどうかで迷っている方も多いのではないでしょうか。

追加料金を支払って保証を延長しても、一度も修理などのサービスを受けずに終わる可能性もあり、加入するかどうかは悩ましいところです。

そこで今回は、エコキュートのメーカー保証期間や延長保証の必要性について詳しく解説します。この記事を読んで、無駄なく最適な保証を選ぶための参考にしてください。

給湯器(エコキュート)の保証の種類

エコキュートを購入する際には、どのような保証があるかを確認することが大切です。保証の種類や内容を理解しておくことで、エコキュートに不具合が発生した際に、経済的な負担を軽減できる場合があります。

(1)メーカー保証・延長保証

メーカー保証は、購入した製品に自動的に付いている保証です。その期間は、製品やメーカーによって異なります。

さらに、追加料金を支払うことで保証期間を延長できる「延長保証」制度も用意されています。延長保証は、メーカー保証期間が終了した後も、修理費を心配せずに安心して製品を使用し続けたいという方のためのプランです。

(2)工事保証

工事保証とは、エコキュートの設置工事に起因する不具合に対する保証です。配管や接続部分の不備などが対象となります。

この保証は業者独自のものであり、内容や契約条件は業者によって大きく異なります。例えば、

  • 保証期間が何年か
  • 保証期間終了後もサポートが受けられるか
  • 緊急時の対応が可能か
  • 定期点検を依頼できるか

など、エコキュートの業者を選ぶ際には、工事保証の内容についても十分に確認しておきましょう。

メーカー保証の保証期間

パナソニックの保証期間

本体・リモコン:1年間
ヒートポンプユニット内の冷媒系統:3年間
貯湯ユニット内のタンク:5年間(水漏れ現象に適用)

三菱の保証期間

本体:2年間
熱交換器・コンプレッサー:3年間
タンク(缶体):5年間

ダイキンの保証期間

本体:1年間
冷媒系統:3年間
貯湯タンク缶本体:5年間

コロナの保証期間

本体:2年間
コンプレッサー・熱交換器:3年間
缶体:5年間

各メーカーの延長保証制度

下記に、主要メーカーの延長保証についてまとめました。(2024年8月18日現在)

詳細は、公式ホームページからご確認ください

パナソニックの延長保証

パナソニックの延長保証「長期安心修理サービス」の料金は下記の通りです。

保証年数通常価格(郵送申込)Web限定価格(Web申込)
5年間13,200円(税込)12,980円(税込)
8年間27,500円(税込)27,280円(税込)
10年間31,900円(税込)31,680円(税込)

申込期限:お引渡し日から10ヶ月以内

三菱の延長保証

三菱電機のスマート電化延長保証」の料金は下記の通りです。

保証年数延長保証料
5年間12,100円(税込)
8年間25,850円(税込)
10年間31,460円(税込)

申込期限:製品保証書記載のお買上げ日から3ヶ月以内

ダイキンの延長保証

ダイキン延長保証サービス」の料金は下記の通りです。

保証年数延長保証料
10年間30,800円(税込)

申込期限:設置より6ヶ月以内

コロナの延長保証

コロナ延長保証システム」の料金は下記の通りです。

保証年数延長保証料
5年間11,880円(税込)
8年間25,520円(税込)
10年間31,130円(税込)

申込期限:製品ご購入時あるいはお買上げ日(メーカー保証開始日)から6ヶ月以内

給湯器(エコキュート)の延長保証はつけるべき?検討ポイント

(1)保証期間内でも保証対象外になるのはどんなケースか?

延長保証を検討する際には、「保証対象外となるケースもある」と、理解しておくことが大切です。例えば、パッキン類やフィルターなどの消耗品は通常、保証の対象に含まれません。

また、経年劣化によるトラブルも保証対象外となる場合が多いです。加入を検討する際は、延長保証がカバーする範囲をしっかり確認しておきましょう。

(2)故障の確率と延長保証の費用が見合っているか?

エコキュートの修理費用は高額になることがあります。そのため、延長保証に加入することで、予期せぬ高額な修理費を避けられるという安心感があります。

しかし、エコキュートの故障率は10年を過ぎた頃から増加するため、その頃には延長保証が切れていることが多いです。この点を考慮し、延長保証が本当に必要かを検討しましょう。

(3)メーカー保証と工事保証の内容が重複していないか?

メーカー保証(延長保証)を使うときは、メーカーが指定した修理業者に依頼する必要があります。

もし工事保証に加入をしている設置業者へ修理を依頼した場合、工事保証が使える代わりに、メーカー保証(延長保証)は使えなくなる場合があります。

逆に、メーカー保証(延長保証)を使うために、メーカーが指定した修理業者に依頼した場合には、設置業者の保証が使えなくなる場合があります。

つまり、同じ修理に対しては、メーカー保証(延長保証)か設置業者の工事保証のどちらか一方しか使えないということです。

ただし、保証内容が重複しない場合もあるので、どの保証が必要かよく考えることが大切です。

給湯器(エコキュート)の寿命は約10年!より長く安心して使うには?

一般的に、エコキュートの寿命は約10〜15年と言われています。しかし、適切なメンテナンスや修理を継続することで、より長く使用することが可能です。

自分でできるお掃除や簡単な点検も、メーカーが推奨する頻度でしっかりとおこないましょう。

また、エコキュート専門業者による定期点検を受けることや、異常を感じたら早めに修理を依頼することが、エコキュートを長持ちさせる秘訣です。

給湯器(エコキュート)施工業者独自のサポートを活用しよう!

エコキュートをより長く使用するためには、設置後もアフターサポートが充実している施工業者を選ぶことが重要です。

有償・無償は施工業者によって異なる

エコキュート設置業者が提供する独自サポートは、有償のものが多く、10年保証の加入費用は約30,000円が相場です。

しかし、一部の業者では、無償保証や無料点検サービスを提供している場合もあります。こうしたサポートを活用することで、コストを抑えながら長期間安心してエコキュートを使用することが可能です。

10年を過ぎてからもサポートを受けられる業者を選ぼう

エコキュートの不具合が多く発生するのは、寿命とされる10年前後からです。この頃には、メーカーの延長保証も終了しているため、設置後10年以降もサポートしてくれる業者を選ぶことで、エコキュートを長期間にわたって安心して使用できるようになります。

エコキュートの購入を検討する際には、売りっぱなしではなく、10年後も「ここで購入して良かった!」と思えるような業者を選びましょう。

私たちファーストコールでは、お客様に長くエコキュートをお使いいただくために、アフターフォローに力を入れています。10年間の無償保証、6年目以降は2年に1度、10年目以降は1年に1度の無料点検をおこなっております。

エコキュートに関するご相談は、ぜひ私たちファーストコールへお任せください。

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