給湯器の水漏れ原因・対処法を紹介!給湯器から水漏れした時のよくある質問にも回答

給湯器から水がポタポタ出ているのは故障かな…

水漏れ修理はどこに連絡すればいいか知りたい!

自分で修理や部品交換をしていい?

そんな不安や疑問を感じたことはありませんか?実は、給湯器の水漏れにはさまざまな原因があり、修理や交換が必要ないケースもあります。

この記事では、給湯器からの水漏れがなぜ起こるのか、その原因と対処法をわかりやすく解説します。

突然の水漏れトラブルに慌てないよう、具体的な手順を紹介するので、ぜひお役立てください。また、水漏れに関するよくある質問にもお答えします!

給湯器からポタポタ水漏れする原因

給湯器や配管の経年劣化

給湯器本体や配管は、長い間使っていると少しずつ劣化してしまい、水漏れの原因になることがあります。特にゴムパッキンなどの消耗品は劣化しやすく、それが原因で水漏れが発生することが多いです。

水漏れを放置していると、給湯器の故障につながることもあります。そのため、給湯器をより長く使うには、必要に応じて部品を交換することが重要です。

しかし、メーカーが定める「補修用性能部品の保有期間」を過ぎると、必要な部品が手に入らなくなり、修理が難しくなることがあります。

これを防ぐためにも、専門業者による定期的な点検を受け、必要に応じて早めに部品を交換してもらうことが大切です。

凍結や移動による配管の破損

冬の冷え込みが厳しい日には、配管内の水が凍って膨張し、配管が破裂して水漏れを引き起こすことがあります。

温暖な地域でも、配管を保温したり、蛇口をわずかに開けて水を流し続けたりと凍結対策を怠らないようにしましょう。

また、配管は外からの衝撃でも破損することがあります。物がぶつかったときや、強い衝撃を受けたときに配管や接続部分がひび割れることがあるので注意が必要です。

例えば、エコキュートのヒートポンプユニットを自分で移動した際に、配管が破損するケースがよく見られます。ヒートポンプユニットの移動は、無理せず専門業者に依頼しましょう。

設置工事のミス

給湯器を設置する際に正しく工事がおこなわれていないと、後から水漏れが発生することがあるため注意が必要です。

例えば、配管の接続部分を過度に締め付けると、ネジ山が潰れて水漏れが生じることがあります。また、逆に締め付けが不足すると、接続部分が緩んで水漏れを引き起こす可能性があります。

設置工事のミスを防ぐためには、経験豊富で信頼できる専門業者に依頼することが重要です。

また、設置後に十分なアフターフォローを提供している業者であるかも確認しておくと、万が一給湯器に不具合が発生したときに安心です。

水がポタポタ出ていても修理が必要ないケース

給湯器から水がポタポタと漏れていても、それが必ずしも修理が必要な水漏れとは限りません。水が出ているのはエコキュートの正常な働きの一部ということもあります。

排水配管から排出される膨張水(エコキュート・電気温水器)

エコキュートや電気温水器の貯湯タンクには、常に水が満たされています。この水が加熱されると、温度の上昇に伴って体積が増え、タンクに収まりきれなくなります。

このとき、タンク内の圧力が過剰にならないように「逃し弁」という仕組みが作動し、余分な水(膨張水)を外に排出します。

膨張水の排出はタンクの安全を保つための重要な機能で、タンクが変形したり壊れたりするのを防ぐ役割があります。

ヒートポンプユニットから排水される結露水(エコキュート)

エコキュートが稼働する際、空気が熱交換フィンで冷やされて結露水が発生します。この結露水によってヒートポンプユニットの周りが濡れた状態になることがありますが、通常、昼過ぎには乾いてしまいます。

この現象はエコキュートが正常に作動している証拠であり、とくに異常や故障のサインではありません。結露水が出るのは自然な現象ですので、ご安心ください。

結露水への対処が必要なケース

ヒートポンプユニットの周りが、エコキュートが動いていない時間帯でも常に濡れている場合、水漏れなどの異常が発生している可能性があります。

このような状況が続くと、機器の故障やさらなるトラブルにつながることがありますので、まずはドレンホースの状態を確認しましょう。

ドレンホースの詰まり:ドレンホースに異物が詰まっていると、結露水がヒートポンプユニットからうまく排出されません。ホース内の掃除が必要です。

​​室外機には土埃、落ち葉、虫などが詰まりやすいため日常的に点検や掃除をおこない、詰まりを防ぎましょう。

ドレンホースの破損・ずれ:ドレンホースやニップル(継手)の破損、接続部分のずれを見つけたら、早急に専門業者に連絡して対処してもらいましょう。

ドレンホースで結露水を排水口などに正しく導くことで、周囲に湿気がこもるのを防げます。

給湯器(エコキュート)の水漏れ対処法

給湯器からの水漏れが発生した場合、次のステップで対処してください。

(1)給湯器のリモコンのエラーコードを確認

水漏れに気がついたら、まずはリモコンにエラーコードが表示されていないか確認しましょう。エラーコードが表示されている場合、その内容にしたがって対処します。

また、業者に修理依頼の電話をする際、エラーコードを事前に伝えることで修理がスムーズに進みます。

エコキュート本体の電源を切るとリモコンの表示が消えてしまうため、先にリモコンを確認するようにしてください。

(2)給湯器の電源を切る

給湯器の電源を切って、さらなる漏水や漏電トラブルを防ぎましょう。電流を遮断することで、水が電気部品に触れてショートするリスクを減らすこともできます。

(3)水の供給を止める

貯湯タンクに接続されている給水栓を閉めて、水の供給を止めましょう。給水栓を閉めることで、タンク内や配管から水が流れ続けるのを防ぎ、被害がこれ以上広がらないようにします。

とくに集合住宅の場合は水漏れによる被害が階下にまで拡大してしまう可能性が高いため、迅速に給水を止めることが大切です。

(4)専門業者に連絡して修理を依頼する

給湯器が水漏れしたら、必ず専門業者に修理を依頼しましょう。エコキュートの故障や感電の危険があるため、自分で修理せず、プロに任せることが重要です。

よくあるご質問

水漏れ修理はどこに連絡すればいい?

給湯器の水漏れ修理は、「電気工事」と「水道工事」の両方に対応できる給湯器専門業者へ連絡することをおすすめします。

専門業者は取扱製品を給湯器に特化しているため、経験と知識が豊富です。また、下請け業者に業務委託をしていない場合が多く、迅速な対応や中間マージンの節約が期待できます。

自分で修理や部品交換をしていい?

自分で給湯器の修理や部品交換をおこなうのはNGです!給湯器に関する知識や資格がないと、感電や火傷など、深刻な事故を引き起こす可能性があります。

また、自分で修理や分解などをしてしまった場合、修理保証の対象外となりますのでご注意ください。

水漏れなど給湯器トラブルにスピード対応してくれる専門業者を選びましょう!

給湯器の水漏れは予測できないタイミングで突然発生することが多いもの。急なトラブルに慌てないためにも、事前に信頼できる専門業者を選んでおくと安心です。

私たちファーストコールは、給湯器の専門業者です。水漏れなどの給湯器トラブルに、24時間365日対応しています。

プロフェッショナルな技術を持つスタッフが、高品質の部品を使用して迅速かつ丁寧な作業でトラブルを解決いたしますので、給湯器の不具合はお任せください!

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