エコキュート電源が入らない?エコキュート電源が落ちる原因と対応方法を徹底解説!

エコキュート電源が落ちた!どこをチェックすればいい?

エコキュート電源が入らない原因は何だろう…

エコキュート電源のトラブルを予防したい!

エコキュート電源が切れると、お風呂に入れず大ピンチ!そんな経験はありませんか?
近頃は銭湯の数も減ってきているため、どうにかして避けたいトラブルです。

そこで今回は、エコキュート電源のトラブルの原因とその対応方法について詳しく解説します。

いざというときの基本的な対応方法から、エコキュート電源のトラブル予防法までをカバーしますので、ぜひ参考にしてください。

エコキュート電源が入らない!どこをチェックすべき?

エコキュートの電源が入らない場合、まず確認すべきポイントがいくつかあります。

専門業者を呼ぶ前に、まずは自分でできる簡単にチェックをおこない、トラブルの原因特定や解決をスムーズに進めましょう。以下のチェック項目を確認してみてください。

リモコンは操作できるか?

(1)リモコンの画面確認 

まず、リモコンの画面が表示されているか確認します。画面が表示されていない場合、「省エネモード」や「スリープモード」が設定されている可能性があります。

(2)リモコンの操作確認 

リモコンの操作ができない場合、リモコンまで電気が通っていない可能性があります。念の為に、停電が発生していないか確認してみてください。

(3)リモコン自体の不調確認 

リモコン自体に不調がある可能性もあります。特に設置してから10年近く経過している場合や、エコキュートの使用頻度が多いご家庭では、劣化によるリモコンの不具合が起こりやすいです。キッチンと浴室の両方のリモコンを確認しましょう。

漏電遮断器が作動していないか?

エコキュートの貯湯タンクに設置されている「漏電遮断器」は、主に本体内部で漏電が発生した際に自動的に電気を遮断する役割を担っています。

安全に電気を遮断することにより、漏電が引き起こす可能性のある火災や感電事故から人や建物を守ることができます。

漏電遮断器が作動しており、再度電源を入れてみても漏電遮断器がすぐに落ちてしまう場合、実際に漏電している可能性が高いです。

宅内にある分電盤の「エコキュート用の安全ブレーカー」を切って電力の供給を停止し、速やかに専門業者に連絡してください。

エコキュート用の安全ブレーカーは落ちていないか?

一般的な家電製品が100Vの電圧で動作するのに対し、エコキュートは200Vの高電圧で動作します。そのため、エコキュートは他の家電製品の回路とは別に、エコキュート専用の安全ブレーカーが設置されています。

このエコキュート専用の安全ブレーカーは、分電盤内に設置されていることもあれば、分電盤を介さずに別配線で設置されている場合もあるため、注意が必要です。

停電などで一斉にブレーカーが落ちた際に、エコキュート専用ブレーカーだけ上げ忘れていたということも起こり得ます。

エコキュートの電源が入らないときには、「エコキュート専用の安全ブレーカー」が落ちていないか確認しましょう。

エコキュート電源トラブルの原因と対応方法

エコキュートの電源トラブルにはいろいろな原因がありますが、パターンを把握しておけば、冷静に対処できます。以下のポイントを確認してみましょう。

台所リモコン・浴室リモコンの確認

リモコンが操作できない場合、漏電遮断器もエコキュート専用の安全ブレーカーも作動していなければ、エコキュート本体ではなくリモコン自体に問題があるかもしれません。

例えば、「キッチンのリモコンは動かないけれど、浴室のリモコンは問題ない」という状況が発生した場合、どちらかのリモコンの基盤や配線に不具合が生じている可能性が考えられます。専門業者に点検を依頼しましょう。

貯湯ユニット内の漏電遮断器の確認

エコキュートの貯湯ユニットには、主に本体の機械部分で漏電が発生したときに自動的に電源を切る「漏電遮断器」が設置されています。これは安全にエコキュートを使用するための重要な装置です。

もし漏電遮断器が作動した場合は、「切」の状態のままで専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

自己判断で漏電遮断器を「入」にすると、発煙や発火など大きなトラブルになる可能性があり大変危険です。

エコキュート用の安全ブレーカーの確認

エコキュートは200Vの高い電圧で動作するため、専用の安全ブレーカーが設置されています。このブレーカーが落ちる原因としては、ショート(短絡)などが考えられます。

ショートが発生すると、許容量を超えた電流が流れ、専用ブレーカーが瞬時に作動して電源を遮断します。これは、電気回路が過熱して火災が発生するリスクを防ぐために必要な動作です。

もしエコキュート用の安全ブレーカーが落ちる場合は、専門業者に点検を依頼するのが安心です。

エコキュート電源のトラブルを防ぐには

エコキュートの電源トラブルを防ぐためには、日常的な点検やメンテナンスが重要です。少しの手間で、エコキュートを安全かつ快適にお使いいただけます。

自分でおこなえるメンテナンス

エコキュートを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。自分で簡単にできるメンテナンスについて知っておくことで、エコキュート電源をはじめとしたさまざまなトラブルの予防につながります。

まず、目視確認は重要なステップです。エコキュート本体や配線、配管に異常がないかを定期的にチェックしましょう。例えば、配管の劣化や水漏れがないか、配線がしっかり接続されているかなどを確認します。

漏電遮断器のテストは簡単な手順

貯湯タンクに設置されている「漏電遮断器」は、エコキュートに異常が発生したときに自動的に電気を遮断してくれる重要な装置です。

エコキュートの安全性を保つために、年2〜3回を目安に定期的に漏電遮断器のテストをおこないましょう。動作確認は1分程度で終わる簡単な作業です。

  • 貯湯タンクの漏電遮断器操作ふたを開ける 
  • 漏電遮断器のテストボタンを押す
  • 漏電遮断器が「入」(ON)の状態から「切」(OFF)になることを確認する
  • 漏電遮断器を「入」(ON)に戻す
  • 漏電遮断器操作ふたを閉める

※もし漏電遮断器が動作しない場合は、速やかに専門業者に点検を依頼してください。

専門業者による定期的な点検

エコキュートは、空気中の熱を利用して効率的にお湯を作る「ヒートポンプ技術」を採用している高度な設備です。

この技術により少ない電力で大量のお湯を作ることができますが、エコキュートを効率的かつ安全に使い続けるためには、定期的に専門業者による点検を受けることが不可欠です。

異常を早期に発見して、必要な部品交換などのメンテナンスをおこなうことで、致命的な故障を未然に防ぐことが期待できます。

エコキュート電源の不具合は速やかに専門業者に相談しましょう!

エコキュートは、省エネで効率の良い機器ですが、その性能を長く維持するためには定期的な点検とメンテナンスが重要です。

「ある日突然エコキュート電源が入らない」という悲劇に見舞われないためにも、日頃のメンテナンスはしっかりおこないましょう。

私達ファーストコールは、水道や電気に精通したエコキュートの専門業者です。エコキュートを安心してお使いいただくための定期点検はもちろん、エコキュート電源など、あらゆるトラブルに24時間365日すぐに対応いたします。

エコキュートに関するトラブルや心配事は、私達にお任せください!

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