エコキュートの値段の相場はどのくらい?
エコキュートを買うならどこで買えばお得に買えるの?
エコキュートは高価な買い物です。何を基準に購入するか、どこで買えば一番お得なのか、相場はいくらなのか・・・色々と悩む方が多いのではないでしょうか。
今回はどのエコキュートをどこで購入すればいいかの判断基準や、まず何をすればいいのかを、初心者にもわかりやすく解説します。
エコキュートの値段「工事費込み」で相場はいくら?
エコキュートの値段は工事費込みで、およそ50万円前後が相場とされています。しかし、これはあくまで目安です。
実は、エコキュート本体に定価はなく、販売店が値段を自由につけることができます。なので、全く同じ機種でも、どこで購入したかで値段が大きく違ってきます。
また、エコキュート本体の値段が安くても、その分工事費に利益を上乗せしているケースもあります。
なので、エコキュートの値段を調べるときは、工事費込みの総費用だけでなく、「本体価格」と「設置工事費」を分けて考えることが重要です。
エコキュート本体の選び方
エコキュート貯湯タンク容量の目安
エコキュートのタンク容量は、ご家族の人数を目安にできます。1日1回の浴槽への湯はりを想定した、おすすめのタンク容量の表は以下の通りです。
家族の人数 | タンク容量 |
5〜7人 | 550L |
4〜6人 | 460L |
3〜5人 | 370L |
2〜4人 | 300L |
- 勤務体系が不規則
- 毎朝シャワーを浴びる
- スポーツ後にシャワーを浴びる習慣がある
このようなライフスタイルの家族がいる場合は、お湯切れで困らないように、大きめのタンク容量を選ぶことをおすすめします。
エコキュートの機能で選ぶ
湯はり | 自動保温 | たし湯 | 追いだき | 高温さし湯 | |
---|---|---|---|---|---|
フルオートタイプ | 自動 | あり | あり | あり | あり |
オートタイプ | 自動 | ― | あり | ― | あり |
給湯専用タイプ | 蛇口の開閉 | ― | 蛇口の開閉 | ― | 蛇口の開閉 |
ワンタッチ操作で、設定したお湯の温度や量を保持する自動保温機能が特徴です。家族の帰宅時間がバラバラでも、ワンタッチで温度も湯量も快適なお風呂にいつでも入れます。
付きっきりで湯加減を調整しなくていいので、浮いた時間に晩ご飯を温めたり別のことが出来るのが魅力です。
「小さい子どもや高齢の家族がいるから、高温さし湯よりも自動保温が安心」というご家庭にも選ばれています。
浴槽のお湯を循環して温める「追いだき機能」はついていませんが、ワンタッチで湯はりが可能です。高温さし湯機能や、たし湯機能もついています。機能がシンプルな分、フルオートタイプよりもお安くエコキュートを導入できます。
手動で蛇口を開閉して浴槽にお湯をはる、シンプルなタイプです。浴槽のお湯がぬるくなったら、給湯温度を高温に設定して手動で蛇口からさし湯をします。
配管工事をしないので、3つのタイプの中で一番設置費が安く済みます。面倒な配管掃除が不要なところも人気です。
こだわりの最新機能で選ぶ
以前の給湯器では考えられないほど、エコキュートは多機能に進化しています。
- 外出先からのアプリを操作して湯はり
- リラックスして入浴できるマイクロバブル
- お湯を清潔に保つUV除菌や銀イオン除菌
- 配管洗浄機能
などなど、最新機能は便利な機能が盛りだくさん!これらの便利な機能は、構造上フルオートタイプのみにつくものがほとんどです。
約10年間、どんなバスタイムを過ごしたいかじっくり考えてエコキュートを選びましょう。
地域・設置場所からエコキュートを選ぶ
各メーカーからさまざまな設置環境に対応したエコキュートが出ています。
・一般地仕様 最低外気温がマイナス10℃にならない地域
・寒冷地仕様 最低外気温がマイナス25℃にならない地域(凍結防止ヒーター搭載)
・耐塩害仕様 潮風による塩害が心配な地域(防錆・防腐処理)
・角型タイプ 設置スペースに余裕があるスタンダードな仕様
・薄型タイプ 狭いスペースにおける省スペース設計
・コンパクトタイプ 少人数世帯向きの小型容量
「うちは無理かな?」というご家庭でも、経験豊富な業者であれば問題を解消する提案を聞けるかもしれません。迷っていたら、まずは現地調査を依頼してみましょう。
エコキュートの値段はどこで買うと安い?設置工事費も重要!
エコキュート専門の業者
エコキュートの専門業者は施工数が多いので、卸業者を介さず直接メーカーから一度に大量仕入れをしています。そのため、安くエコキュートを提供することが可能です。
専門業者はエコキュートに関する幅広い専門知識をもち、さまざまな現場での経験からトラブルに柔軟に対応するスキルがあります。
下請け業者に施工を委託せず、自社で営業から施工、アフターメンテナンスまで一貫して行うところが多く安心です。中間に業者が入らない分、トラブルが起こっても素早く対応してくれるところも魅力です。
対象地域が限られてしまうことが多いですが、インターネットからの問い合わせを受け付けてくれる業者もたくさんあります。ぜひ一度お問い合わせください。
ハウスメーカー
ハウスメーカーからエコキュートを購入すると、値段が高くなりがちです。これは間に複数の業者が入り、多くの中間マージンが発生するためです。
また、購入後にお湯のトラブルがあったとしても、受付から下請け業者が実際に来てくれるまでに連絡に時間がかかり、対応が遅くなる心配があります。
家電量販店
家電量販店は、大手の安心感やポイント付与のメリットがありますが、設置工事は下請け業者が行うことが多いです。そのため、設置作業に中間マージンが発生し、その分が購入価格に上乗せされてきます。
ネット上の通販サイト
ネットでの購入だと、エコキュートの本体は安く購入できます。しかし、本体代が安い代わりに設置工事をする業者を探す手間がかかります。
また機器に不具合が起きたときに、「機器の不良」か「設置工事をした業者のミス」なのか、責任の所在がわかりにくいというデメリットがあります。
訪問販売
飛び入りで営業してくる訪問販売業者は危険です!他社と比較・検討する時間を与えずその場で高額商品を契約させようとしてきたら、悪徳業者と疑ってください。お客様の立場に立ったら、無理な営業をかけることはあり得ません。
エコキュートは「工事費込みの値段」で見積もりを比較しましょう
見積もりは複数の業者から取ることをおすすめします。
そして見積書は必ず内訳を細かく確認しておきましょう。安いなと思ったら実は標準工事のみの見積もりで、あとから追加工事の費用を請求されるケースもあるのでご注意ください。
エコキュートは高額な買い物なので、気になることはどんどん質問して、納得の上で契約しましょう。見積もりの対応も、信頼できる業者か判断する材料になります。
見積もりは営業、施工は下請けが行う場合、食い違いや誤解が発生する恐れがあります。できれば、見積もりから施工まで一貫して担当してくれる業者が安心でしょう。
お得な電気代で初期費用を回収するために永く付き合える業者選びを
エコキュートは、長く使用するほどお得な電気代のメリットを多く受けることができます。エコキュートは、「値段」だけでなく、「どこから買うか」も重要です。
初期費用はそのとき限りかかるもの。メンテナンスはこの先ずっと続くもの。
エコキュートを購入するのは安い値段で販売する業者ではなく、安心してメンテナンスやトラブル対応を任せられる業者から購入しましょう。
まずは3社以上から見積もりをして、じっくりとご検討ください。
\福岡県・大分県・熊本県・佐賀県・長崎県・宮崎県・鹿児島県・山口県・広島県に対応!/